輝く世界のはなし

ファインダー越しにみる世界

バックステージは裏側なのか

ブログってなんで書きたいときはこんなに書きたくなるんだろう。バクステについて語りたくなった。でも自分でもぐだぐだになって何がいいたいのかわからなくなったけど書きとめたい。



テニミュには毎公演DVDにバックステージが特典映像として入っていて、2ndからはついにバクステのみのDVDが発売され1stからのファンからすればなぜもっと早くださなかったと思うくらいテニミュにおいてのバクステの比率は大きい。

テニミュのバクステが編集に編集を重ねて作られたバクステであることを意識したのは戦国鍋TVの武士ロックのバクステを見てから。武士ロックのバクステはまさに男臭い現場という感じがした。村井なんて髪ボサボサ髭も生えてるステージとは全く違う姿で映っている。疲れすぎて嗚咽な植ちゃんもそのまま。苦しんでるところもあきらめてるところもきれいだけじゃないバクステになっている。
それに対してテニミュはメイク、衣装はないものの王子様であることは変わらない。わちゃわちゃしている彼らだけが収められている。悩んでいる様は見えてもそれを笑顔で語る彼らしかいなくて本当に苦しんでる様は決して映されない。楽しいテニミュだけがそこにある。それは3次元である彼らの3次元らしさを消すことで舞台上だけでなく2.5次元の存在に彼らを作り上げ理想のテニミュをファンに提供をしている。それによって中学生であるキャラのファンのこんな人がこのキャラなんてありえない!!!ていう思いを少しでも減らす一因になると思う。だけど初期の頃はタバコもそのまま映っていた。それはバクステは裏側であり、キャストの素を映すおまけのものだったから。2nd氷帝の駅に飾られたポスターの「青春体感ミュージカル」を見てテニミュはもう舞台上だけじゃない彼らの裏側も含む、バクステ込みのテニミュを売り出そうとしているのを実感した。現実に本当はないものを現実にあるように作られたのがテニミュのバクステなんだと思う。

ジャンプのバクステはどうだろう。アイドルの彼らはどのように映されるのか。殺せんせーしょんからしか見てないけどジャンプのバクステは意外にも作られたものじゃない印象を受けた。はじめはニコニコしてるのに撮影が進むにつれしにそうにな顔のメンバーがいたり会話に入らずそっぽ向いてるメンバーがいたり決して媚を売っていないように感じた。

アイドルが媚びないバクステなのになぜテニミュは存在しないバクステなのか。それはやっぱり演じてるかそうじゃないかの差なのかな。ジャンプはそのままが2.5次元の存在で、テニミュは3次元の子たちがいろいろな要素で2.5次元となっている。もとがちがう。ジャンプは近づこうする必要もなにもこっちが勝手に思っているだけでステージ以外でキラキラを作る必要がない。そういう違いがバクステの構成に出ているんだとおもう。


結局バクステで見る姿が本当か嘘かなんてファンには知りようのない話なんだけどね。