輝く世界のはなし

ファインダー越しにみる世界

山田と裕翔とラファエロとアンジェリコ

DステでD216人のみで上演された「TRUMP」。バンパイアの少年たちのはなし。劇場で観た時は面白かったけど改めてDVDでみると無駄に多いギャグシーンにんー…てなる。この作品で好きだったのがラファエロとアンジェリコの関係。ジャンプちゃんがこの作品をするとしたらラファエロとアンジェリコは山ちゃんと裕翔かなと思ったはなし。

ラファエロとアンジェリコは志尊と阿久津が演じてた。この二人のことを演出の末満さんは
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こう言ってた。これを当時みたとき触れちゃいけないことに触れたと思った。阿久津はかわいい男の子という存在にかなり憧れを持っていて自分自身が男になっていくことに対してとても抵抗していたように見えた。志尊のことをかわいいかわいいと言うたびにわたしには羨ましいと聞こえた。アンジェリコというラファエロに憎悪を抱く人物で、その憎悪の理由は語られないけど嫉妬、憧れ、そういう気持ちが繭期により歪になってしまったものだと思われる。ラファエロ、アンジェリコを演じることにこのようなことを言われたらそれは阿久津の嫉妬を公然に発表することのように思った。でもこの関係が演じるにあたって二人をさらにラファエロとアンジェリコに近づけたことは間違いない。

志尊と阿久津は決して仲が悪いわけではないけどラファエロとアンジェリコは確執のある関係。この確執がわたしはすごく好きで山ちゃんと裕翔のセットがすきなのもこの確執を超えたいまがあるからだと思う。だからこそ二人のラファエロとアンジェリコが見たい。もともとセンターだった裕翔は山ちゃんと微妙にならなかったかなとジャンプにはまったばかりの頃調べたらまさかというよりやっぱりいろいろあったみたいだった。前にいた裕翔が下げられる、幼かった裕翔も山ちゃんも傷つかなかったことなんてないと思う。お互いをかなり意識した関係は本当「SUPER DELICATE」の「君にしか見せられない顔がある」のまんま。そのときを超えた二人はわたしには大人な関係に見える。ほかのメンバーとわちゃわちゃしてるのとはすこし違ってやっぱり今も二人はどこか意識しあってると思うのはただのフィルターかな?裕翔が山ちゃんにコンプレックスがあったかなんてわからないけどアンジェリコの歪な気持ちを裕翔が演じたらそれこそ末満さんがいうようなそそられるものになると思う。逆に、山ちゃんがアンジェリコを演じたらそれはもうさらにそそられるものが生まれると思う。

今の山ちゃんと裕翔は同じジャンプにいながら全然違う道を進んでると思う。山ちゃんは王道ジャニーズのキラキラ主演路線。裕翔は実力のある俳優さんたちの中で脇役として先輩だと吾郎さん的な位置になれる可能性のあるめずらしい存在でベッドシーンもこなしてアイドルとは全く別の顔でもいくんだと思う。今、二人は互いを本音でどう思っているのかそれを覗いてみたい。