輝く世界のはなし

ファインダー越しにみる世界

ミュージカル テニスの王子様 青学vs不動峰

ミュージカル テニスの王子様 3rd season 始動

2月14日13時公演
vs不動峰 のプレビュー公演に行ってきた。
ちょっと安いプレビュー公演。今までなかったけど普通と何が違うのかわからない…本公演までに演出変わるとか??

8代目青学、不動峰の初本公演。このスタートが一緒の公演てすごく貴重だと思う。経験している青学はやっぱり強くて公演の最初のほうは特に接戦に見えないことがあるから。(2nd関東立海はどうみても青学の圧勝だった)
3rdは1st、2ndとは変えようという意識が強く見えた。演出が変わったから当たり前かもだけど。
今までとの大きな変化は原作をそのままなぞった流れじゃないところ。オープニングあとすぐに桃ちゃんの自転車に乗るリョーマのシーン。缶倒しとか校内ランキング戦すっ飛ばしてもう地区大会前。二人の会話から桃ちゃんとリョーマの出会いの過去を振り返る。校内ランキング戦がないから乾がレギュラー落ちしたことの説明もなし。さらっと着てる緑ジャージが似合いますね。
あと面白かったのがレギュラーのパネル倒す練習。乾が「今までの青学の先輩たちはカラーコーンに当てる練習」て言ってたけどたしか原作はボールに色が塗ってあるとかでテニミュとは異なる。ここで乾が言ってる先輩はテニミュの青学の先輩たち。こういうの今までなかったからおもしろかった。

印象に残ったのがリョーマと菊丸。
リョーマは一言目にあ、奨悟とおもった。比較する訳じゃないけどリョーマも八人目となれば誰っぽいなあとは思っちゃう。このリョーマくんは鼻にかかった声が奨悟に似てる。
小越のリョーマは話し方が全部に「ん」が入ってるようなしつこさだったからこのリョーマのあっさり感(悪く言えば棒)がとても可愛らしいし、そうそうリョーマってぶっきらぼうなしゃべり方でいいんだってと思った。
先輩たちと喋るリョーマのぶっきらぼうさがとても可愛い。
歌もダンスも上手いわけじゃないけど下手じゃない。
小越が最後の方雰囲気スーパーリョーマになってたから新入生ルーキーなリョーマが印象に残る。

菊丸はアクロバットがすごい。
今時の子って昔からダンスとかもやっててアクロバットできそうな子いそうなのになぜかみんなアクロバットが最初からは得意じゃなかった今までの菊丸。8代目にしてやっときたか。
オープニングにふわっと回ったときには客席がわあって声にしちゃうくらいの感激だった。足は短い。
試合中もアクロバットを披露してくれて菊丸先輩!素敵!てなりっぱなしだった。
出来る子にはさらに求めちゃうのんだけど、アクロバット以外の動きが雑に見えた。ぴょんぴょんするならもう少し高くとんでほしいなあ。
あとテニミュで見たことないラケットの回し方してた。器用な子みたいだからこれからにもっと期待。
可愛い系の菊丸だったからさらにかっこよさつけてくれたら最高。

テニミュも三周目になって今までとは異なることをやりだした。人によっては原作読んでない人をおいてけぼりって思うかもだけどそれは前からだと思う。2.5次元舞台としてるから原作知識ありきでもいいんじゃないかな。
今までのテニミュは無駄に長いところとかあったからこのくらいさらっと流してるくらいが私には調度いいと思った。