輝く世界のはなし

ファインダー越しにみる世界

モンスターズ・インク

なんとなーく話は知ってたものの観たことなかったモンスターズ・インクを今更BDで観た。
よく考えたらピクサートイストーリーしかちゃんと観たことがなかった。
モンスターズ・インクの人気はディズニーのアトラクションのファストパスが終わるのが速かったりエレクトリックパレードもジュビレーションにもいたことから分かる。でもハピネスにはいなかったと思う。

モンスターズ・インク社で子供を怖がらせる役で働くサリーと補佐のマイク。モンスターの世界では子供が毒を持ってると思われていて子供の靴下とかを持ち込んでしまっただけで大騒ぎ。夜、仕事はしてない時間にサリーはドアを見つけ、子供(ブー)をモンスターの世界に連れてきてしまう。実はブーが狙われていて、サリーとマイクはブーを帰すために奮闘する。

大きいサリーと小さなブーが一緒にいるのがとにかく可愛い。初めはブーをバイ菌扱いしていたサリーがどんどん父性に目覚めていく様がほっこりする。マイクと違ってサリーは自分が連れてきてしまったという意識があるからかブーへの扱いが何だかんだ優しい。お菓子をあげたり眠そうなことを気づいて何だかんだでベッドを譲ってあげたり。連れてきてしまったという意識だけじゃなくて今までも子供を怖がらせてきたことに少し思うところがあったのかもしれない。電力のためとはいえ、サリーは優しいから。
マイクはブーのことよりもサリーを大切に考えているからこその早く何とかしなきゃの行動だった。もちろん自分が早く楽になりたいという意識も大きいけど。自分が大好きなマイクがサリーと一緒にブーのために危険なことをするところにマイクは親友のサリーが大切にしてるブーが大切なんだと思った。
モンスターたちの生活に目を引かれた。子供たちの悲鳴が電力の世界。子供を怖がらせることにちゃんと理由がつけられてる。車もお店もあって私たちの世界と変わらないところにモンスターがいるのがおもしろい。子供の部屋と繋ぐのがクローゼットのドア。クローゼットが夜、空いてると不安に思うのは多くの子供があったことだと思う。(私はいまでもこわい)そういう一種の恐怖の象徴である夜のクローゼットからモンスターがでてくるのがおもしろい。
ブーの部屋に繋がるドアは壊されブーとはもう会えなくなる。しかしマイクがドアを直しサリーはブーと再開して物語は終わる。あー!だよなー!ディズニーだもんなー!リトルマーメイドは人魚姫が死なないし、ベイマックスもまた作り直して会える、切ないで終わらせない、絶対ハッピーエンドがディズニーですよね。日本のアニメだったら絶対切ないまま終わり。ディズニーの毎回のハッピーエンドをあーだよなーて思いながらも好きな私。切ないのは間に合ってます。ディズニーはハッピーエンドでいいの!